大阪城ケアホーム広報誌「おんりーわん」 No.75 冬号 2020年1月10日発行
謹賀新年-新年のご挨拶-
明けましておめでとうございます。念頭に当り一言ご挨拶申し上げます。
昭和二十年八月十五日、終戦を迎えてからはや七十四年。思えば、同年二月、あの硫黄島で玉砕した日本軍守備隊の生き残りの先輩(自決する手りゅう弾が不発で捕虜となった)から、「人間の一番美しい言葉」は何でしょうと問われ、一瞬戸惑いましたが、それは「ありがとう」の感謝の言葉だと。
いつの世もこの言葉は永遠です。
利用してくださるご高齢の方々、ご家族、そしてそれを支えて働いている職員の皆さん、すべての方々に、昨年は「ありがとうございました」
今年も「ありがとうございます。よろしくお願い申し上げます」
大阪城ケアホーム施設長 仲村 眞
大阪城ケアホーム広報誌「おんりー・わん」をいつもご愛読頂きありがとうございます。
新しい元号を迎えて初めての今号は、施設長の新年のご挨拶、昨年秋に行った「ホームの休日」やイベント食の様子、デイケアの運動会などをお届けします。 どうぞ本年も宜しくお願い致します。
ホームの休日開催!
去る、2019年9月21日に当施設の1F フロアに於いて、毎年恒例の「ホームの休日」を執り行いました。当日は、晴天にも恵まれ、お忙しい中、沢山のご利用者様や、ご家族様にご来場頂き、誠にありがとうございました。職員・関係者一同、心より厚く御礼申し上げます。また、来年度も開催する機会がございましたら、お気軽に足をお運びください。
デイケア運動会
10月19日・20日の二日間で1Fデイケアのフロアにて運動会を
行いました。参加されたご利用者様は熱心に競技に取り組まれていました。運動会終了後、「筋肉痛が心配」や「次の利用日に来れるかな?」と心配や不安の声もありましたが、皆様元気で来所され、職員も一安心でしたが、ご利用者様よりも職員が筋肉痛になり「痛い~!」と言いながら業務に励んでいました。
The看護
★インフルエンザの季節です!!★
今年もインフルエンザの季節がやってきました。
そもそも「インフルエンザ」とは何なのか?「かぜ」とどう違うのか? 今回は、「かぜ」との違いから予防法までを紹介していきます。
「かぜ」と「インフルエンザ」は似ている症状もありますが、原因となるウイルスが異なる別の病気です。
一般的にはインフルエンザの方が症状の重い場合が多く、どちらも免疫力や抵抗力の弱いお年寄りや子供、呼吸器系の持病がある人にとっては、命にかかわる重篤な合併症を引き起こす可能性もあるので、気をつけなくてはなりません。
かぜ
- 原因:アデノウィルス、ライノウイルス
- 症状:喉の痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、発熱など
- 症状の現れ方:比較的ゆっくり
- 症状が現れる部位:喉、鼻など局所的
インフルエンザ
- 原因:インフルエンザウイルス(A型、B型、C型)
- 症状:高熱(38~40度)、頭痛、関節痛、強い寒気、せき、喉の痛み、鼻水など、強い倦怠感
- 症状の現れ方:急激
- 症状が現れる部位:全身
「免疫力を高めること」が予防につながります。規則正しい生活と食事!また、次のことにも気を付けてください。
- 外出後の手洗い。外出時にはマスクをする。
- 温度と湿度の管理(適温:20度以上、50~60%)
※インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いと言われています。
インフルエンザかも?と思ったら、すぐに医療機関で診察を受けましょう。抗インフルエンザウイルス薬を服用し周囲への感染を拡散させないよう、最低5日間は自宅療養が必要になります。